みなさんは「ふるさと納税」という言葉を耳にしたことがあると思います。この制度を使うとお得にJALの航空券を購入することができることはご存知でしょうか。
安く航空券を購入できて、節税にもなるので、ぜひ利用してみてください。今回は、「JALふるさとへ帰ろうクーポン」の入手方法から利用の仕方までを解説していきます。
⇒(2019/12/30追記)残念ながら「JALふるさとへ帰ろうクーポン」は2019年上期で終了しました。
目次
「JALふるさとへ帰ろうクーポン」の入手方法
目的地の空港がクーポンの対象であることを確認しよう!

JAL公式サイトの「ふるさとへ帰ろうクーポンご利用方法」のページ(⇒https://www.jal.co.jp/furusato-tax/furu-po/)で地図から行きたい目的地のを選ぶと、寄付先の自治体名が表示されます。(上図の場合、「新千歳」を選んだので「北海道千歳市」が表示されています)

自治体名をクリックすると「ふるぽ」のサイトに遷移するので、クーポンが売り切れていないことを確認します。複数の自治体がある時は一番還元率が高いところはどこなのかを比較しましょう。
JALのサイトで利用したい航空券を予約しよう!

画像出典:JAL公式サイト(https://www.jal.co.jp/)
JALの公式サイト(⇒https://www.jal.co.jp/)の国内線のページから「出発」および先ほどクーポンがあることを確認した「到着地」と「日付」を入力して航空券を予約しましょう。

画像出典:JAL公式サイト(https://www.jal.co.jp/)
先得や介護割等、その運賃体系でも大丈夫なので、価格とクラス(Jクラス・普通席等)と相談して予約しましょう。予約をして座席の指定まで済ませたら、予約が確定したことのメールが届きます。内容が正しいことを確認したら予約完了です。(支払い画面には行かないでください)
ふるさと納税をして「ふるさとへ帰ろうクーポン」を入手しよう!
次に、先ほど「ふるぽ」のサイトで確認したクーポンをふるさと納税で取得することになるのですが、「ふるさとチョイス」のサイトからの申し込みをお勧めします。なぜなら「ふるぽ」のサイトから申し込みをすると「ふるぽ」と「ふるさとチョイス」両方の会員登録が必要になるからです。
「ふるぽ」とは…ふるさと納税分をポイントに交換し、そのポイントで様々な自治体の返礼品と交換できることがウリのサイトです。ただ、決済システム等々、「ふるさとチョイス」のものを使用しているようで、「ふるさとチョイス」の会員登録も必要になります。

ということで、「ふるぽ」のサイトで確認したクーポンを「ふるさとチョイス」(⇒https://www.furusato-tax.jp/?header)で検索しましょう。なお、詳細な利用上の注意は、クーポンの説明欄にあります。取り消しができないことや片道の予約上の注意が記載してあります。また、ふるさと納税をお得に利用するには上限額を確認する必要があります。上限額の確認方法はこちら⇒https://chris-travel.com/furusato-donation-introduction/

画像出典:ふるさとチョイス公式サイト(https://www.furusato-tax.jp/)
「寄附へ進む」を押し、「この自治体の申し込みに進む」をクリック。すると次の項目の入力画面に遷移します。
- 「使い道」…教育資金等、自治体にお金をどう使用してほしいか
- 「必要情報」…・住所等の自分の情報、決済方法(本クーポンは原則クレジットカード払いとなります。)、「寄附金税額控除に係る申告特例申請書の送付を要望する」というチェックボックス(確定申告をしない「ワンストップ特例制度」を利用する場合はチェックが必要です。わからなかったらとりあえずチェックしておきましょう。)等
- 「オプション」…自治体への応援メッセージを入力できます。(任意)

申し込みが完了すると上図のようなメールが届きます。クレジットカード決済の場合は、「Yahoo!公金クレジット」を利用することとなります。メールのURLをクリックし、メールに記載されている「支払い番号」を入力して決済を行ってください。決済が完了すると「Yahoo!公金クレジット」および「ふるさとチョイス」から決済完了のお知らせが、「ふるさと納税(ふるぽ)」からお礼の品申し込み確定のお知らせが届きます。
「JALふるさとへ帰ろうクーポン」の利用方法
利用前に必要なものを準備しておこう!
必要なものは「JALの航空券の予約番号・フライト詳細」と「ふるさと納税の注文番号・寄附自治体名」、「クレジットカード情報」です。よって、「JALの予約完了メール」と「ふるぽからのお礼の品申し込み確定のお知らせメール」を見れる状態にし、クレジットカードを手元に用意しましょう。


JTB旅の予約センターに電話しよう!
JTB旅の予約センターに電話してクーポンを使用しましょう。なお、旅の予約センターの営業時間は10:00~19:00です。ふるさと納税の番号は、「
050-3381-7720」となります。(2018/11/17時点)
電話が繋がったら「ふるさと納税」で入手した「JALふるさとへ帰ろうクーポン」を使用したい旨を伝えてください。すると「注文番号」を聞かれるので、「ふるぽからのメール」を参照して伝えてください。次に本人確認として「寄附者ご本人様のお名前」・「寄附お申込み時のご登録お電話番号・住所」「寄附先自治体名」を聞かれますので答えてください。
寄附をしたことの確認がとれたら、航空券は予約済かどうか聞かれます。予約済であることを伝えると「予約番号」と「フライト詳細」を聞かれるので、「JALの予約完了メール」を見て答えてください。
この後は清算に移ります。差額分はクレジットカードでの清算となるので、クレジットカードの情報を尋ねられます。また、JTBへの会員登録も必要となるので、会員の場合は会員番号を聞かれます。私のように忘れてしまった人や登録していない人は、新規登録する旨を伝えれば問題ありません。(本人確認時の情報で必要な情報は伝えているので特に手続きはありません。)以上でクーポンの利用は完了です。待っていれば郵送でe-ticketが届きますので、搭乗日まで大切に保管しましょう。
【備忘】「確定申告」または「ワンストップ特例の利用」を忘れずに!
このままだと単なる寄附ですので、「確定申告」または「ワンストップ特例の利用」を忘れずに行ってください。詳細はこちら⇒https://chris-travel.com/post-135/
まとめ
以上のように、JALのふるさと納税は難しくないので、旅行好きで節税したい方はぜひ利用してください。なお、JALの公式サイトに書いてある手順と当サイトの手順で大きく異なるところは2点です。
まず、順番の問題。当サイトでは航空券を自分で予約した上でJTBに電話することをお勧めしています。やはり、好きなタイミングで予約だけやっておけることや料金の比較がしやすい等、web予約の方が利便性が高いです。
あとは、クーポンを申し込むサイトの違い。当サイトでは「ふるさとチョイス」からの申し込みを推奨しています。一つでも会員登録を減らせればパスワード等の今後の会員情報管理が少し楽になりますよね。
それでは快適な空の旅を!