今回はオーストラリア編として、全豪オープンで盛り上がるメルボルンでの入国手続きと市内へのアクセス方法を解説します。
目次
準備:ETAの取得

オーストラリアの入国には、ビザが必要となります。ビザは在日オーストラリア大使館のサイト(またはETA登録会社から取得の申し込みが可能です。在日オーストラリア大使館からだと20A$、ETA登録会社だと会社によっては20A$以下で取得が可能です。
心配な人はオーストラリア大使館、安さを追求したい人はETA登録会社から申し込みください。例えば、ビザ次郎(⇒http://jep.org/china/)というサイトがおすすめです。このサイトは大手の旅行ガイドにも広告が載っているので比較的安心できると思います。
入国審査は電子化されているので英語の心配はなし!
入国審査で「何を聞かれるか不安」「英語が伝わるか心配」と感じている人は多いですよね。オーストラリアの入国審査は成田空港と同じく電子化されているので、日本のパスポート保有者なら一言も審査官と話すことなく入国することができますよ。撮影禁止なので写真はありませんが、手順は次の通りです。
端末でパスポートを読み込み、カードを受け取ろう!
飛行機を降りてから入国審査のレーンまでの間に、端末がいくつか設置されています。何人か並んでいるのですぐにわかると思います。この端末にパスポートを読み込ませると日本語で案内が出てくるので、この案内通りに操作し、カードを受け取ってください。
改札機でカードを読み込ませ、写真を撮る!
審査官のいるレーンとは別の場所(メルボルンのT2でいうと左側)に改札機があるので、先ほど受け取ったカードを読み込ませます。すると、写真撮影をするという案内が表示されるので、正面にあるボードに顔を向けます。この際、帽子や眼鏡は外してください。正しく撮影ができるとカードが排出され、ゲートが開くので、カードを受け取って進んでください。なお、このカードは税関で回収するのでなくさないようにしてください。
市内へのアクセスはスカイバスで!
まずはチケットを購入しよう!

空港を出たらこのような案内があるので、案内に沿ってチケット売り場(券売機)に向かいます。

それでは実際に券売機を操作していきましょう。

まず、上の写真のように行先を選びます。市内に行く場合はサザンクロス駅に向かう必要があるので、一番左の「Melbourne City」を押します。

1、チケットのタイプを選びます。基本的には「Adult」を選ぶことになると思いますが、家族ずれの場合は「Family」を選びます。
2、片道なのか往復なのかを選びます。往復にすると、若干安くなるので帰りもスカイバスを使う場合はこちらの方がお得です。
3、行先はすでに選んでいるのでそのままで問題ありません。
4、数量を選びます。
一番下の「Buy now」を押すと支払いに移ります。なお、クレジットカードしか使用できないので注意してください。現金の使用はできません。
チケットはQRコード付きのレシート状です。捨てないように気をつけてください。
券売機の近くにあるバス乗り場からバスに乗ろう!

券売機の近くに、バス乗り場があります。バスが来ると運転手さんが降りてくるのでQRコードが見えるようにレシートを提示しましょう。QRコードリーダーでチケットを読み込んでもらったらバスに乗り込みましょう。
バスの中には荷物置き場もあるので大きい荷物を持っていても問題ありません。バスは2階建てなので市内までの20~30分間は結構快適に過ごせます。
サザンクロス駅から遠いホテルの場合はミニバスに乗り換えよう!
サザンクロス駅の近くなら歩いていけば問題ありませんが、遠い場合は「City Transfer Service」に向かい、どのホテルに行くか伝えてください。ホテル名が呼ばれるのでミニバスに乗り換えてください。ただし、スカイバスと違って24時間ずっと運航しているわけではないのでご注意ください。(平日は19時頃、土日は22時頃で終了)
まとめ
入国審査は電子化されているので、英語の心配は無用です!ただし、ビザが必要なのでETAの取得は忘れずに。
市内へのアクセスはスカイバスが安くて便利です。夜間に到着する場合はミニバスがないので、サザンクロス駅の近くにホテルを取った方が良いでしょう。